ケロミンのこだわり 楽器としてのこだわり 音域、口パクの設定 ![]() 88鍵盤上に対応させたケロミンの音域を上図に示します。 下限はヴィオラの下限と同じ2C。上限はグランドピアノの上限と同じ7Cまでの5オクターブ。 普通にメロディーを演奏するには充分な音域です。 ケロミンの音高(ピッチ)の操作は口の開閉が基本ですが、口の開ける大きさは決まっています。 そこで音域を広げれば一度当たりの開閉の角度が小さくなりますから演奏は難しくなります。 一度当たりの開閉の角度を大きくして演奏を楽にすると音域は狭まります。 ![]() ケロミンでは音域の下限と音域幅をきめ細かく設定することが出来ますので、 演奏者の技量や演奏する曲目に合わせて最適な条件に調整することが出来ます。 目指す音質 ケロミンはMIDI出力端子を搭載していますが、MIDI接続する他の楽器と比べて遜色の無いレベルを目指しました。
ここで電子楽器の音質が、どこで決まってくるかを考えてみます。 音が出るプロセスは、 音源データ→再生→増幅→スピーカー の順を経ます。 この中の一番レベルの低い部分で音質が決まることになります。 まず音源データについて。 最近の電子楽器の音の元は、元々電気信号である信号を使うものに加え、アコースティック楽器等の音を録音したデジタルデータを再生して使うやり方(PCM音源)が多いようです。ケロミンでもPCM音源を使っていますが、この音のデータは元の音が良くて、なおかつ良い録音装置で取ったデジタルデータを使えば、ケロミンのような携帯型のものであっても最高の品質を持たせることが出来ます。 次に再生。 再生とはデジタルデータを電気信号に変換することを指しています。この部分はD/Aコンバータと呼ばれる半導体の性能で決まってきます。ここはiPodや携帯型のDVDプレーヤーに使っている24bitの半導体を使っています。最近の携帯音楽機器並で良しとすればここが問題になることはありません。 増幅 アンプです。最近のアンプは、電気信号を大きくすることに関して殆ど文句の付け所が無い性能を発揮することが出来ます。 もちろん携帯型であれば電源電圧の制約から歪み率等はスペックとしては大型アンプに劣りますし音の大きさには限界はありますが、 実際に耳で聞いた限りの音質としてはアンプがネックになることは少ないと言えます。 ケロミンでは電池寿命を延ばすために80〜90%の高いエネルギー効率が得られるデジタルアンプを採用しています。 一般にデジタルアンプはこれまで広く使われているAB級アンプよりも歪みが多いと言われていますが、ケロミンで採用しているデジタルアンプは下の囲みのスピーカー選定、開発ストーリーにあるA社のスピーカーに附属しているAB級アンプよりも低歪みになっています。 スピーカー ここが音質の一番の要点になってきます。一般にスピーカーは高級なものほど大きくなる傾向があります。人間の聞ける低音は20Hzまでと言われていますが、一般の家庭用のオーディオ装置では再生できる下限は50Hz程度です。これを如何に20Hzまで下げるかがオーディオのお金のかけ所の一つになっているわけです。大きければ大きいほど低音の再生に有利になります。 ステレオはどのような曲を聴くかはユーザーが決めることであって、作り手側では限定することが出来ませんが、 ケロミンは楽器ですから出す音の下限は作り手が決められます。ここが音質を確保する上での大きなメリットなのです。 出す音の高さの下限が決まっていますのでそれよりも低い音の性能はスッパリと無視することで、出すべき音の音質向上をはかることが出来ます。
以下は今後加筆する項目 音源の種類 ケロミンに何種類ぐらいの音源を組み込むか?を考えました。 以前100種類以上の音源を内臓したキーボードもいじりましたが、結局使うのは数種類に過ぎませんでした。 内臓音源の種類が多くても操作の邪魔にならないなら良いですが、最初のケロミンはDIPスイッチを使いますのであまり無駄な音を入れたくはありません。音の種類は大別して楽器の音とカエルの声です。 楽器の音 オーケストラ楽器については1カエル1楽器というルールを設けて一番ポピュラーなアマガエルはやはり一番ポピュラーなオーケストラ楽器と言えるヴァイオリンということにしました。 それとパイプオルガンの音。これはお友だちの東京芸大の大学院生にお願いしてサンプリングさせていただきました。 パイプオルガンは非常に多くの音を組み合わせ出来ますが、ケロミンに採用したのは一番パイプオルガンらしいmixtureと、カエルっぽく聞こえるVoix humane(人の声)と呼ばれる音を収めています。 カエルの声も田圃に出かけていって録音しています。本物のアマガエルの合唱とソロの2種類が入っています。 それに日本人の感性にとってはカエルの鳴き声の代名詞であるケロケロと、ゲコゲコを入れています。 その他にはサイン波、三角波、ノコギリ波、矩形波も入っていますので、ラインアウトで取り出してからイフェクターで処理するにも適しています。 音階と調 チューニング 音高表示器 ハンドベルモード ラインアウト、MIDI OUT 造形のこだわり ぬいぐるみが欲しければ沢山ある中から好きなものを選べますが、 ケロミンが欲しくなっても外形は選べません。 だからケロミンパパは考えられる限りの最高の造形を目指したのでした。 カエルの手(無粋な人が前足と呼んでいるところ)の指は4本、足の指が5本であることは比較的良く知られています。 しかし足の指で一番長い(かかとから遠い)のが薬指であることはかなりのカエル好きであっても知らない人が多いのですが、 ケロミンはこの細かなところも忠実に本物のカエルを模しました。 ケロミンを高いと言う人がいます。何故高くなるのか?それは水かきが付いているからです! ケロミンは世界で唯一、水かきの付いた楽器です。(2008年5月現在 ケロミンパパ調べ) リアルと可愛いの融合 手間とコストを惜しまない造形 鼻筋の茶色のラインはニホンアマガエルの証 ケロミン発表以前の量産カエルぬいぐるみでは、この鼻筋のラインを付けたものはありませんでした。(ケロミン発表以後には出現) さらにこれを単に着色するのではなく、フェルトを貼り付けるでもなく、色の違う別パーツを縫い合わせて仕上げています。 ぬいぐるみの部品点数はテディベアの3倍 ぬいぐるみの価格は、殆どがその手間で決まってきます。 そしてその手間は、使われるパーツの数に比例して増えます。 ケロミンのぬいぐるみに使われているパーツの数は代表的なぬいぐるみであるテディーベアの3倍に達しています。 それはこだわった造形と、内部に楽器と手が入る複雑な構造を実現するためにどうしても必要な数なのです。 目の向き、 楽器にするための最小限の外観 使い易さのこだわり 直感的な操作。 大きさ、重さ 本物へのこだわり 信頼性、耐久性 こんな事も 歩きながら演奏 寝ながら演奏 リアルコミュニケーションツール 特許、実用新案出願中多数 サイトトップへ |
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